札幌がクリスマスムードに！「2024年ミュンヘン・クリスマス市」へ

札幌の中心部・大通公園では11月22日より、冬を彩る一大イベント「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が開催中です！ 今年も、異国情緒あふれるマーケットと光り輝くイルミネーションが訪れる人たちを温かく迎えていますよ。

会社から大通公園はすぐ近く。ということで、行ってみました！

「2024 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」会場（札幌・大通公園2丁目）

ドイツのクリスマスマーケットが札幌に！

まずは、大通公園2丁目の楽し気なクリスマスマーケットへ。
札幌市とドイツ・ミュンヘン市の姉妹都市提携30周年となる2002年から続く「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」。本場ドイツさながらの雰囲気を楽しめるクリスマスマーケットです。

ドイツから直輸入の鈴オーナメント。さまざまなクリスマス雑貨やオーナメントなどのブースが並ぶ

平日の夕方以降に行ってみましたが、会場はすでに観光客や遊びに来たご家族、会社帰りの人たちなどで賑わっていました。 まだ雪の積もっていない札幌ですが、クリスマスの雰囲気に包まれています。クリスマスが近づいてくるワクワク感を盛り上げくれますね。

賑わうミュンヘン・クリスマス市の会場

クリスマスの宝物が集まるグッズ＆フードブース

海外からの出店も含む16のグッズブースには、魅力的なクリスマス雑貨がずらり。クリスマスツリーのオーナメントや室内装飾などをはじめとした可愛い雑貨が並び、見ているだけでも心が躍ります。「クリスマスツリーのオーナメントを買い足そうかな？」「家族や友達にプレゼントしたい！」など、ついつい夢中になってしまう空間！ ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoのオリジナルグッズもありました。

キラキラ輝くクリスマスオーナメントなどが並ぶお店

スノードームは職人の手によって作られたもの、オーストリアから直輸入。ウィーンPERZY製のスノードームとか

オーガニックの手作りキャンドル。雰囲気のある色味やデザインが素敵

本格的な木製のくるみ割り人形も。大きな口を開けて中にくるみを入れて嚙ませると、本当に割れるのかな（?!）気になる…

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoのオリジナルグッズ。可愛らしい絵柄のマグカップやコースター、クリアファイルやマスキングテープなど。遊びに行った記念によさそう

同じく16あるフードブースも魅力的。ココアやバニラなどの香りを漂わせ、毎日手づくりされるローストアーモンドや、ドイツの郷土料理、温かいホットワイン、そして札幌のスイーツまで。いい香りに食欲も刺激されます。

甘い香りを漂わせるローストアーモンド。ココアパウダーを振りかけてローストされていく様子は、香りを感じながらしばらく見ていられる（笑）

フードメニューと一緒に温かいドリンクやワインを楽しもう

ミュンヘン・クリスマス市のイルミネーション点灯式

会場の中心には、クリスマスを彩るシンボルオブジェ「Gift of Snow」が設置されています。願いを書いたウィッシュオーナメント（クリスマスボール）をオブジェに飾り付けることで、世界に一つだけのシンボルオブジェづくりに参加できますよ。後ろにはカラフルにライトアップされた、さっぽろテレビ塔も！

ミュンヘン・クリスマス市のシンボルオブジェ「Gift of Snow」。左右のバーに飾られたウィッシュオーナメントは見えるかな？　

そして会場内を見て回っていると、ちょうどイルミネーション点灯式のタイミングに！
シンボルオブジェと会場全体のイルミネーションが一度真っ暗になり、5組の参加者がカウントダウンとともにスイッチ オン！でイルミネーションが再点灯。会場が一体となって盛り上がりますよ。参加した方の中には、札幌市外や北海道外から訪れている人もいました。

会場が暗くなってカウントダウンが始まり、5組の参加者がスイッチオン

再点灯すると参加者も見ている人も、みんな笑顔に

イルミネーション点灯式は、会期中の毎週水・金曜日、各日17：50、18：50、19：50の3回（11/22、12/6の17：50、12/25を除く）開催されるようです！ 毎回参加者を募っているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

また、大きな“アドベントカレンダー”も見つけました！ クリスマスまでを楽しくカウントダウンする定番のアイテムですね。

会場に設置してあった大きなアドベントカレンダー！ アドベントカレンダーは毎日1つずつ数字の書いてある小窓を開けて、近づくクリスマスをワクワク感とともにカウントダウンする

12月15日までは、サンタクロースと一緒に写真が撮れる「サンタクロースグリーティング」も開催中のようです。サンタさんが現れるのは平日は夕方頃、土・日曜と祝日は12：30～18：00頃とのこと。この日は残念ながらサンタさんには会えませんでした。

なお、週末にはドイツステージやパフォーマンスステージも開催されます。「ドイツ文化体験ワークショップ」なども随時行なわれているようなので、公式HPをぜひチェックして足を運んでみてくださいね。

2024 さっぽろホワイトイルミネーション、光の魔法

大通公園1丁目、3～6丁目に展開する「2024 さっぽろホワイトイルミネーション」の大通会場も見て回りましたよ。

イルミネーション会場の様子もちょっとご紹介。

羽ばたく翼のシンボルオブジェとさっぽろテレビ塔のコラボレーションを楽しめます。札幌市の鳥「かっこう」もツリーに羽ばたいています。

羽ばたきの「ウィッシュ・バーズ」。大きな翼を背景にして、撮影スポットとしてもよさそう

ライラックをモチーフにした華やかなオブジェです！ ライラックの紫に加え、青、赤、黄色、オレンジの5色に変化します。とてもきれいなので、光の演出の様子をずっと見ていられます（笑）。

彩りの「ウィンター・ブロッサムズ」。色の変化や光の演出を楽しもう

ここは一段と光輝いているエリア。雪の結晶のオブジェと光のトンネルで、幻想的な光に包まれる体験を。音楽に合わせて地面に雪の結晶を投影する光の演出も素敵です。

夢見る「スノー・ファンタジア」。光に包まるトンネルにもぜひ入って見て！

この日は雪は降っていませんでしたが、スマホで雪景色を見られる楽しい仕掛けも！ 会場内に設置されたORをスマホで読み取って「スノー・ファンタジア」に向けると、雪の結晶が舞い降りる景色に。

スマホでQRを読み込んで、会場に雪を降らせてみた！（右側の携帯画面）

星や宇宙をテーマにした、インタラクティブな光の広場。ドームに近づくと人の動きに反応しての演出が始まります。

星降る「コズミック・スクエア」。ドーム状のオブジェに近づくと演出が始まる

緑に染まる光の森は、まるで別世界への入り口。中に入って光の迷路を楽しめます。

煌めきの「エメラルド・フォレスト」

雪が積もって街が白く染まると、イルミネーションは一段とロマンチックになります。大通会場は12月25日（水）までの開催。今回は大通公園へ行ってみましたが、「さっぽろホワイトイルミネーション」はほかにも駅前通会場、南一条通会場、札幌市北3条（アカプラ）会場、札幌駅南口駅前広場会場があり、最長3月14日（金）まで開催しています。

クリスマスの華やかな雰囲気がさらに盛り上がっていくこの季節。札幌の冬の風物詩をぜひ体験してみてくださいね。

（「北海道生活」WEBスタッフ）

2024 さっぽろホワイトイルミネーション MAP

駅前通会場のイルミネーション。札幌駅前の北4条から、南4条のすすきの交差点まで続く