‟ねぶた七福神”が出迎える、福を招くイベント「わっつど開運まつり」今年も開催

ねぶた師の内山龍星（うちやまりゅうせい）氏と立田龍宝（たつたりゅうほう）氏が制作した「ねぶた七福神」

青森県三沢市にある「星野リゾート　⻘森屋」は、⻘森の文化を目一杯満喫できる温泉宿。
ここでは今年も、‟ねぶた七福神”が出迎え、福を招くイベント「わっつど（＊1）開運まつり」が開催されます。福を招く神様として知られる七福神は、青森ではねぶたの題材や祭りの舞い、民謡の歌詞などにも登場するなど、古くから親しまれています。新しい年がよりよいものになるようにと、開運にまつわるさまざまな体験が用意されていますよ！

＊1　青森の方言で思いっきりの意味。

イベントのシンボル、幸福を招く7体の「ねぶた七福神」

七福神は福を招く神様として知られます。青森屋のパブリックスペース「じゃわめぐ（＊2）広場」に恵比寿天、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人の7体のねぶたが登場し、宿泊者の皆さんを出迎えてくれます。ねぶたでつくられた七福神を間近で眺めることができるので、記念写真を撮影するのがおすすめ！

＊2　青森の方言で、心が騒ぐ、賑やかで楽しい様子のこと。

願いを込めてこまをたたく、高さ約2mの「でっただだるま落とし」

勇ましい表情のねぶたと輪切りのりんごがモチーフになった「でっただだるま落とし」

「でっただ」とは、青森の方言で「大きい」という意味。だるまが倒れないようにこまをはじきとばす、高さ約2mの巨大なだるま落としが新登場します。こまをたたくアイテムは、恵比寿天の鯛、弁財天の琵琶（びわ）、大黒天の小槌がモチーフになった3種類。恵比寿天は「商売繁盛」、弁財天は「学業成就、技能上達」、大黒天は「開運」などにご利益があるといわれているので、自分の願いにあったアイテムで、新しい一年への願いを込めてこまをたたいてみて。
■時間：10:00～12:00
■料金：無料

運を釣り上げる「鮪一本釣りみくじ」

七福神の中で漁業の神様である恵比寿天にちなみ、鮪の一本釣りをモチーフにした「鮪一本釣りみくじ」が登場。釣り竿を用いてねぶたの技法でつくられた鮪を釣り上げると、鮪みくじがもらえます。おみくじの運勢は、大トロ（大吉）、中トロ（中吉）などの鮪にちなんだ内容なのだそう！ 青森屋でしかできない体験なので是非運試しを。
■時間：15:00～20:00　
■料金：200円（税込）

青森ならではの縁起物や伝統工芸品が出てくる「福ガチャ」

福ガチャのレバーを回すと、専用のカプセルに入った青森ならではの縁起物や伝統工芸品が出てきます。福を呼ぶ馬として結婚や新築のお祝いにも用いられる南部地方の郷土玩具「八幡馬（やわたうま）」や、幸せを呼ぶ津軽の郷土玩具と言い伝えられる「鳩笛」など、何が出てくるかは回してからのお楽しみ！ 旅の思い出になること間違いなしのガチャガチャです。
■時間：15:00~20:00
■料金：1,300円（税込）

福ガチャの中身にもある「八幡馬」は、回廊でも楽しめる♪

新たな一年を祝う限定の地酒の振る舞いも

青森県産米を使用してお酒を醸す八戸酒造。新たな一年を祝うため、年末年始のみ発売される「陸奥八仙 新春祝い酒」を期間限定で味わえます。
■期間：2024年12月30日～2025年1月3日
■時間：15:00～17:00
■料金：無料
■備考：なくなり次第終了。仕入れ状況などにより内容が変更となる場合があります。

わっつど開運まつり

・青森屋　公式HP

星野リゾート　青森屋

「のれそれ（＊青森の方言で目一杯の意）青森 ～ひとものがたり～」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家が点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。