11月3日まで札幌チカホが菊の花で彩り豊か！ぜひお立ち寄りを

札幌の秋の風物詩「さっぽろ菊まつり2024」が11月1日～3日までの3日間、メイン会場となる札幌駅前通地下広場（チ・カ・ホ）と、さっぽろ地下街オーロラタウン（オーロラスクエア）会場にて行なわれています。

札幌駅から大通公園までをチ・カ・ホを利用して移動すると、美しく仕立てられたキクの数々を目にすることができますよ！ 株や花の姿、咲かせ方もいろいろあって、見入ってしまいます。たくさんの人々が足をとめて花の姿を覗いてみたり、スマートフォンやカメラを手に熱心に撮影する姿が印象的で、菊花展の人気の高さを実感させられます。

札幌駅前通地下広場（チ・カ・ホ）。見事なキクの花がずらりと並ぶ。写真は、1つの株に大輪の3つの花を咲かせた「三本仕立て」

丈を大きく育てずに、できるだけ大輪の花を咲かせる「福助」仕立て

花の大きさや美しさを競う本格的な審査会もあり、各省の大臣賞や北海道知事賞などを受賞した優秀作品も見ることができます。場所はチ・カ・ホの大通公園側です。盆栽仕立てや福助、三本仕立て、懸崖など、見事なキクの作品が並んでいました。

審査会にて受賞した作品

優秀作品の見事なキクの姿を堪能

愛好家の皆さんが丹精込めて育てた、美しい作品の数々をぜひ間近で観賞しましょう。

そして、圧巻なのが、さっぽろ地下街オーロラタウン（オーロラスクエア）会場の菊花総合花壇「オーロラ花壇」です。場所は地下街のテレビ塔側。ドーム菊やスプレー菊など、さまざまに仕立てたキクの作品を、花壇をデザインするように組み合わせて並べ、空間を華やかに飾っています。行き交う人たちの目を楽しませてくれていますよ。

菊花総合花壇「オーロラ花壇」はとても華やか！ 一つひとつは、その姿・咲き方、花色もいろいろ

それぞれのキクの花・仕立て方を眺めながら、「この見事な形にするためには、どのような技術が必要なのだろう？」「どれほどの時間と手間をかけて育て上げたのだろう？」と、菊づくりに情熱を注ぐ愛好家の皆さんの思いに、想いを馳せずにはいられませんね。

このイベントは、1963年からスタートし今年で第62回目。会場にはキクの花の彩りと香りが漂い、札幌の秋の風物詩になっています。キクの花の美しさを間近に堪能し、特別なひとときを感じてみてください。
「さっぽろ菊まつり2024」の開催は、明日11月3日（日・祝）までです！

（「北海道生活」WEBスタッフ）