募集｜日高山脈襟裳十勝国立公園指定記念シンポジウムを10月12日開催

2024/10/04 13:30

北海道生活

「日高山脈襟裳十勝国立公園」指定を記念してシンポジウムを開催

今年（2024年）6月25日に、国立公園として「日高山脈襟裳十勝国立公園」が指定されました。北海道では実に37年ぶりとなる国立公園指定を記念して、浦河町（うらかわちょう）にて記念シンポジウムを10月12日（土）に開催します。

日高山脈襟裳十勝国立公園は、国内では35カ所目、道内では7カ所目となる国立公園です。南北約140kmにもおよぶ日高山脈は、氷河が刻んだ雄大な地形、高山に咲く可憐な植物たち、そして日本最大（陸域）の原生流域。海へと続く裾野には深い森が広がり、切り立った海食崖、段丘へと姿を変えていきます。襟裳岬（えりもみさき）をはじめ、岩内仙峡、ピョウタンの滝園地、日勝峠（にっしょうとうげ）などの景勝地も数多く有しています。

今回のシンポジウムでは、日高山脈襟裳十勝国立公園の自然や生態系などの価値、魅力を発信するとともに、かけがえのない自然をどう後世に残していくのか、さまざまな分野のプレーヤーをパネリストとして迎え、熱い議論を交わします。

＜パネリスト＞

・日高山脈博物館学芸員／東豊土氏

・新ひだか自然保護官事務所レンジャー／草留大岳氏

・国土交通省北海道運輸局観光部／佐々木崇史氏

・一般財団法人自然公園財団阿寒湖支部／野竿陽平氏

（五十音順)

また、北海道浦河高等学校写真部によるパネル展「十勝から見た日高山脈コーナー＜十勝総合振興局提供＞」も同時開催。同校写真部の皆さんはシンポジウムのオープニングトークも担当します。

指定記念シンポジウムの参加は無料ですが、定員100名で事前申込が必要です。申込締切は10月9日（水）となっていますので、興味がある方はぜひお早目に申込を。※申し込み先等の詳細は、記事の最後を確認してください。