2024/10/08 11:00
星野リゾート
界 津軽|青森の名湯に浸り、伝統工芸に触れる冬のおこもり滞在
青森のほぼ中央に位置し、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷に佇む温泉旅館の「界 津軽」。
歴史のある名湯・大鰐(おおわに)温泉を青森ヒバの湯殿で堪能し、大間のまぐろを地酒とともに贅沢に味わえます。毎晩行なわれる津軽三味線の生演奏は、圧巻の迫力! 雪深くなる津軽の冬は、おこもり滞在にぴったり。北海道とはまた違った冬の楽しみ方をご紹介します。
界 津軽
温泉 四季と伝統工芸を楽しむ「かまくら露天風呂」
大鰐温泉は、江戸時代の全国温泉番付で横綱以上の別格「行司」と称された、とろりとやわらかな名湯! かまくらのようなアーチ型の屋根がついた露天風呂に浸かり、四季折々の風景を楽しめるのも魅力です。水庭には「津軽こぎん刺し」や「弘前ねぷた」の伝統工芸が光る灯篭の数々が浮かびます。心から温まる心地よさを感じて。
■泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
■効能:神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、慢性消化器病など
内湯は青森ヒバの湯船が心地よい。秋から春にかけて楽しめるリンゴ風呂
ご当地楽 津軽の伝統文化を堪能!
●名画の前で披露する迫力の津軽三味線
津軽地方の三味線は、ほかの三味線音楽とは一線を画し、「叩き」を主とする打楽器的な奏法が特徴です。空気を震わす独特の音色が、見る者聞く者を圧倒します。毎晩行なわれる生演奏は圧巻の迫力。津軽に来たからには必見です。日本画の巨匠・加山又造による津軽の風景を描いた壁画『春秋波濤(しゅんじゅうはとう)』の前で行なわれます。
●心なごむ「津軽こぎん刺し」体験
青森を代表する伝統工芸の一つ「津軽こぎん刺し」。誰でも簡単にできるようにアレンジしたオリジナルの紙製「しおり作り」の体験が用意されています。一針縫うごとに気持ちがなごみ、柄が仕上がっていく楽しさを感じられ、旅の思い出になること間違いなし。
ご当地部屋「津軽こぎんの間」 現代に生きる伝統工芸
「津軽こぎん刺し」の美しいシンメトリーな模様はレトロにもモダンにもアレンジでき、現代の生活に溶け込みます。界 津軽では、こぎん刺しの魅力をふんだんに盛り込んだ「津軽こぎんの間」があります。障子や掛け軸、行灯など、いたるところにこぎん刺しが取り入れられており、ついつい見入ってしまいます。
青森県出身のkoginアーティスト・山端家昌氏のプロデュースのご当地部屋「津軽こぎんの間」
青森の豊かな山海の幸を味わう会席料理
日本海、太平洋、津軽海峡と豊かな漁場に囲まれ、贅沢な海産物が豊富に揃う青森。津軽の食文化を意識して一品一品丁寧につくられた料理からは、季節の移り変わりを鮮やかに感じ取れます。
■青森の旬を堪能する特別会席料理
季節と地域にこだわった食材を、ときに伝統的に、ときに革新的な調理法で味わう季節の特別会席。青森が誇る地酒と料理のマリアージュも、楽しみ方の一つです。青森の贅を尽くした料理を堪能しよう。
秋~冬:大間のまぐろづくし会席(9~3月)
津軽四季の水庭
冬:こぎん灯篭とかまくら
より深く、津軽の地に根付いた文化や芸能を堪能し、季節ごとの風情を感じられるようにと、2019年に誕生した「津軽四季の水庭」。深みのある独特な風合いが特徴の「津軽金山焼(かなやまやき)」や、色ガラスを美しく調合し、弘前ねぷたをイメージした 「津軽びいどろ」など、津軽の伝統工芸品に触れながら、四季で異なる水庭の風景が楽しめる空間です。冬には一口サイズの飲み物や料理を堪能できる「かまくらアペロ」も。
夏:津軽びいどろの灯り
「界」とは
「界」は星野リゾートが全国23施設に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2024年9月には、岐阜県・奥飛騨温泉郷に「界 奥飛騨」を新規開業しました。
界 津軽(大鰐温泉)
津軽地方の奥座敷に佇む、津軽文化が光る宿。「津軽四季の水庭」で津軽文化と四季に浸り、歴史のある名湯・大鰐温泉を青森ヒバの湯殿で堪能。会席料理では大間のまぐろを地酒と共に味わえる。日本画の巨匠・加山又造の壁画『春秋波濤』の前で毎晩開催される津軽三味線の生演奏は圧巻。
界 津軽
- 住所/青森県 南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森 36‐1
- 電話/050-3134-8092
- 営業時間/チェックイン15:00/チェックアウト12:00
- 定休日/無
- 駐車場/あり(無料)