2024/10/01 10:30
星野リゾート
青森屋|青森ねぶた祭の起源「ねぶり流し」を再現した絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」
期間:2024年12月4日〜2025年3月30日
青森県三沢市にある「星野リゾート ⻘森屋」は、⻘森の文化を目一杯満喫できる温泉宿。ここでは、青森の文化には欠かせない‟ねぶた”をテーマに、季節ごとにさまざまな体験を提案してくれます。12月~3月の冬季は、青森ねぶた祭の起源「ねぶり流し」を再現した絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」が行なわれます!
2011年から実施しているこの企画は、青森屋を代表する冬の風物詩。池に浮いているような造りで開放感あふれる露天風呂「浮湯(うきゆ)」で、とろりとした肌触りの温泉に浸かりながら、ねぶたと雪が織りなす幻想的な景色を眺められます。
青森ねぶた祭の起源である「ねぶり流し」を露天風呂で再現
睡魔を払い、穢れ(けがれ)を川や海に流す行事とされる「灯篭流し」は、東北地方では「ねぶり流し」と呼ばれ、青森ねぶた祭の起源となったといわれています(*)。青森屋では、宿泊客が書いた願いごとを乗せた小灯篭とねぶたを露天風呂「浮湯」の周りの池に浮かべ、この行事を再現しています。
水と雷を司り、穢れを洗い流す「雷神」が池に浮かぶ
露天風呂を囲む池に浮かぶねぶたの題材は水と雷を司り、穢れを洗い流す雷神。2011年にこの企画を開始してからこれまで、疫病や邪気から人々を守る「鍾馗(しょうき)」、知恵や開運をもたらす「毘沙門天(びしゃもんてん)」が登場しています。2022年からは、昨今の災いや邪気を払い、さらなる発展を願う思いで制作された「雷神」が登場し、入浴する人々を見守ってくれます。
制作者:ねぶた名人 竹浪比呂央(たけなみ ひろお)氏
2023年にねぶた文化の伝承と振興への貢献で7代目ねぶた名人に選ばれ、青森ねぶた祭でも最高賞「ねぶた大賞」と最優秀製作者賞を数多く受賞された今注目のねぶた師。1959年、青森県西津軽郡木造町(現つがる市)生まれ。1989年に初の大型ねぶたを制作して以来、ねぶた大賞、第30回NHK東北放送文化賞はじめ受賞多数。竹浪比呂央ねぶた研究所主宰。青森ねぶたの創作と研究を主としながら、「紙と灯りの造形」 としてのねぶたの新たな可能性を追求し続けています。
青森の夏祭りの熱気とはかなさを連想させる笛の音色
北海道と同じく、青森も冬が長く、夏の暑い期間が短いので、人々はその短い夏に祭りへのエネルギーを燃やします。青森の夏祭りは熱気がありながら、夏が短いからこそのはかなさも。時間限定で流れる、青森ねぶた祭のお囃子を奏でる笛の音色で、そのはかなさを感じながら、脈々と受け継がれてきた祭りに思いをはせながら湯浴みを堪能して。
時間:22:00~23:00
●「ねぶり流し灯篭」
期間:2024年12月4日~2025年3月30日
場所:露天風呂「浮湯」
時間:5:00~11:30、14:30~24:00(ライトアップ時間:17:00~24:00)
対象:宿泊者
源泉:古牧温泉
泉質:アルカリ性単純温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、疲労回復、健康増進等
浴槽数:男女各内湯2、外湯1
備考:天候により、中止になる場合があります。
TOPICS
雪景色をねぶたが彩る「ねぶた雪灯り」
「ねぶり流し灯篭」が行なわれる同期間に、青森屋敷地内の公園にて、青森の夏の風物詩であるねぶたを雪景色の中で鑑賞できるプログラムも。干支と青森にちなむ要素を掛け合わせた、個性あふれる6体の干支ねぶたが登場します! ねぶたの力強い造形や鮮やかな色合いを近距離で見ることができ、白い雪とのコントラストが美しい幻想的な景色を楽しめます。
実施時期:2024年12月4日~2025年3月30日
時間:終日(ライトアップ時間:16:00~23:00)
星野リゾート 青森屋
「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意)青森 ~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家が点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。
星野リゾート 青森屋
- 住所/青森県 三沢市字古間木山 56
- 電話/050-3134-8094
- 営業時間/チェックイン/チェックアウト 15:00/12:00
- 定休日/メンテナンス休館あり
- 駐車場/あり(無料)