北海道ワーケーション① 松前町で余暇はアウトドアや城下町の歴史巡り

新しい働き方の定番は、北海道でワーケーション。北海道は豊かな自然環境や食・観光に加え、コワーキングスペースを設置する自治体や、サテライトオフィス開設企業が日本一というワーケーション受け入れのベースが整っている。
今回は、道南エリアから「松前町（まつまえちょう）」のワーケーション例をご紹介。新しい旅のスタイルと働き方のヒントが見つかるかもしれない。

｜松前町｜自然との距離が近く、歴史と文化を伝えるまち

ファミリーやビギナーはもちろん、本格的なフィッシングも楽しめる豊かな海に囲まれた松前町

対馬海流が運ぶ暖かい海水が空気をあたためることで、冬でも比較的暖かい日が多い松前町。北海道で最も年間平均気温の高いまちだ。江戸時代に北前船交易で繁栄した松前町は、北海道で唯一の城下町で“北の小京都”と呼ばれ、春になると250種１万本の桜が咲き誇る。北海道遺産の福山城（松前城）と寺町が歴史を感じさせる。

町内の民間施設「TENOHA松前」（東急不動産株式会社）にはコワーキングスペースがあり、テレワークをして余暇の時間や休日の自然体験を楽しめる。また､ひと・テーマ・まちをつなぐ拠点として「まちの駅」の認定を受けている。

バス待合所やイベントにも利用可能なラウンジ、コワーキングスペースを併設している

さまざまなイベントを通して松前町の魅力を発信している

南に津軽海峡、西に日本海を臨む豊かな海に囲まれた松前町では、サクラマス、ヒラメ、サケなど釣り人に人気のターゲットからファミリーでも楽しめるアジやサバなどの釣りを年間を通して楽しめる。また、北海道最南端に位置することから、本州と北海道を行き来する鳥たちの中継地でもあり、多くの野鳥が見られる。

サクラマスやヒラメはもちろん、マグロの名産地ならではのマグロを狙った釣りもできる

松前町では、さまざまな野鳥や大規模な渡りが見られることもある

ACCESS

東京より新幹線で木古内駅まで約4時間、駅より車で約1時間。東京から空路で函館空港まで約1時間20分。空港より車で約1時間50分。

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