2024/10/21 13:30
北海道生活
北海道移住|上士幌町 十勝晴れと熱気球イベントで有名!長く安心して暮らせるまち
北海道の国道の中で一番標高の高い三国峠(標高1,139m)。峠のある十勝三股の樹海は2022年に北海道遺産に登録された
半世紀続くイベントの、
熱気球がシンボルのまち
半世紀続けられているイベントで、まちの象徴にもなっている熱気球。北海道のほぼ中央、内陸部に位置する上士幌町(かみしほろちょう)は、夏は30℃を超える日もあるが、本州ほどの湿度はなく過ごしやすいまち。冬はマイナス20℃を下回ることもあるが、上士幌町をはじめ十勝地方には「十勝晴れ」という言葉があるほど冬の日照時間が長く、降水量が少なく早朝からの雪かき作業はごくまれだ。
上士幌町の取り組みの一つとして、少子化対策と定住人口の増加及び地域の活性化を図るため、町内で子育て住宅を新築・購入する場合の助成金及び奨励金を受け付けている。
移住へのファーストステップとしておすすめの生活体験住宅(短期)は最短1週間から最長1カ月。さらに長く入居したい方向けの中・長期住宅も整備されており、計10棟ある
夏・冬の生活体験で、
移住後のギャップが減少
本格的に移住を検討し始めている人には、夏・冬に1回ずつの生活体験がおすすめ。夏にできて冬にできないこと、冬にできて夏にできないことをあらかじめ体験しておくことで、移住後のギャップを減らすことができる。生活体験住宅には必要最低限の家具・家電が備え付けられ、1週間から最長1年間、ニーズに合わせた滞在ができる。
上士幌町では若い世代の就労・結婚・子育てへの希望を後押しするだけではなく、年齢を重ねてからも安心して生活できるよう総合的に考えた施策を展開。すべての町民が、いきいきした住みよいまちになることを目指している。
上士幌町の夏を代表するイベントの「北海道バルーンフェスティバル」。1974年に日本で初めて開催された本大会は今年で第51回を迎えた
幼稚園と保育所を一緒にした認定こども園の完全無料化や、高校卒業までの医療費無料化など子育て世代への補助も充実している
ぬかびら源泉郷エリアでは、冬にはスキーやワカサギ釣りが楽しめ、アクティビティを楽しんだ後に温泉で身体を癒すことができる
TOPIC
移住を希望している人が、
利用できる体験住宅を用意
移住の相談や生活体験住宅に関する問い合わせには、NPO法人の「上士幌コンシェルジュ」が対応。上士幌町内にあるサテライトオフィス「かみしほろ情報館」では移住相談のほか、上士幌町の特産品を販売しているので旅の途中に立ち寄るのもおすすめ。対面・電話・メールなど従来の方法に加え、オンラインでの移住相談も受け付けているので、ますます便利になっている。
ACCESS
東京より空路でとかち帯広空港まで約1時間40分。空港より車で約1時間15分。JR帯広駅より車で約45分。
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