2024/11/15 10:30
北海道生活
北海道移住|下川町 森林資源が豊かなまち、子育ては地域・学校連携の‟共育”を推進
下川町では町のイベントのみならず、サークルや個人主催の小さなイベントも毎週のように開催される
9割が森林で覆われた、
森の恵みを大切にするまち
旭川空港から車で約2時間、JRも通っていない、決してアクセスのよいまちではないが、半径1㎞程度のエリアに主要な施設やスーパー、飲食店などがあり、車がなくても生活に困らない。下川町(しもかわちょう)の基幹産業は林業・農業・酪農で、まちの9割を占める森林を基軸にしたまちづくりや教育が特徴的。森や川、廃線を案内するガイドさんなど、小さなまちにもかかわらず、まちの魅力を伝える伝道師のような人が揃っている。気温は夏は30℃、冬はマイナス30℃近くまで下がるが、雪は少なめで除雪に振り回されるほどではない。道路の除雪も行き届いているので車の移動もスムーズだ。
半径1kmほどの市街地に主要な施設が集まり、人口の約8割が住むコンパクトシティなので車いらず
地域と学校が連携して、
子どもを育てる共育を推進
子育て支援に力を入れる下川町では、高校生までの医療費無償化を行なっている。地域共育コーディネーターを配置し、地域と学校が連携して子どもたちを育てる「共育」に力を入れ、地域の魅力を知った学生たちのUターン希望者が増えてきている。町営の認定こども園では20年ほど前から毎月森へ遊びに行くカリキュラムが実施され、もち米の田植えから刈り取り・餅つきまで行なう食育など、特色のある体験ができるのが自慢。民間の託児所・森のようちえん・運動教室など、幼児の充実した環境が揃っている。町内には幼・小・中・高が1校ずつある。
認定こども園では森遊びのほかにも食育に力を入れ、焼き芋や田植えなどの体験もできる
民間主導で7月に開催されるイベント「森ジャム」では、移住者や関係人口の方も実行委員・ボランティアとして運営に関わる
森のガイドさんと見つけたニカワジョウゴタケ
TOPIC
個人の好みや滞在期間に合わせ、
旅のプログラムを提案
下川町では移住検討者向けの個人向け移住ツアーを開催。個人の好みや滞在期間に合わせたプログラムを提案している。日帰りから数泊まで自由に設定でき、まち案内はもちろん、仕事紹介や住まい内覧なども可能。町民との交流会や町内のアクティビティも半額補助付きで選択可能。LINE公式かオンライン移住相談で連絡を。
・LINE/https://lin.ee/anOBNXq
ACCESS
東京より空路で旭川空港まで約1時間40分。空港より車で約2時間。
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