北海道移住｜新篠津村　都市に近い農村暮らし！天体観測と空のイベントも注

まるで手が届きそうな満天の星々が田園風景に広がる

札幌より車で約45分、新篠津村（しんしのつむら）は石狩川流域の平坦な土壌を活かした農業が盛んだ。一面に田畑が広がり光害が少なく、見晴らしがいいことから天体観測のスポットとして注目されている。都市部からのアクセスのよさや安全（クマ等危険動物の出没がほぼない）なのも夜間の天体観測に向いている。「ふれあい公園星座観測場」を2021年に開設。2023年に大型望遠鏡を備えた、全国でも珍しい道内初のフルオープン式の「しんしのつ天文台」を設置。天文台の運営と解説員として地域おこし協力隊を１名採用。天体観測をキーにコミュニティのムーブメントが起きそうだ。

2023年に完成した「しんしのつ天文台」。建屋の中に設置される50㎝反射望遠鏡は、日中も恒星を観測できる能力を持つ

交通アクセスのよさもあり、都市部への利便性も農村部の自然や快適さも手に届くバランスのよさもまちの特徴の一つ。都市近郊の農業地帯で主力商品の米以外にも、多様な野菜も生産している。スーパーマーケット１店、コンビニ２店があり、車で近隣市町へ向かえば15〜20分で大型スーパーやショッピングモールなどを利用できる。最寄りのJR駅には村民用駐車場があり、JRで都市部へ通う人への対応もある。村民が集う「青空まつり」、冬を楽しむ「天灯（ランタン）祭り」などのイベントも充実。グライダー搭乗体験もできる「空のまち」としてPR中だ。

大空に願い事を書いた無数のランタンが舞い上がる「新篠津天灯（ランタン）祭り」

春から秋にかけては、道の駅「しんしのつ」に隣接している「しんしのつ産直市場」で新鮮な地場産野菜を購入できる

村の分譲住宅地「みのり団地」は田畑に囲まれた静かな環境。近くには温泉施設「たっぷの湯」がある

体験住宅

平成30年度より村内に整備された、家具や生活用品など一式が揃った住宅では、村での暮らしを手軽に体験できる。

ACCESS

東京より空路で新千歳空港まで約1時間30分。空港より車で約1時間30分、JR等公共交通機関利用で約1時間50分。

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