2023/10/25 17:38
北海道生活
とかち・帯広サウナ旅(3)番外編
サウナだけで帰るのはもったいない “スイーツのまち”帯広のオススメスイーツ店
1回目、2回目と紹介した2施設を含めた9施設で展開している「サウナパスポート」。
ここまで「サウナのまち」とかち・帯広を紹介していきましたが、やはり帯広といえば「スイーツのまち」としても有名ではないでしょうか。
農業王国十勝は小麦や牛乳、ビートなどスイーツの原材料となるものの生産量も豊富。スイーツも地産地消できる地域といえるかもしれません。今回は、日帰り帯広旅の締めとしてスイーツ店3店を一気に巡っていきましょう。
1店目 菓子の家
まず最初は帯広駅より車で約5分の所にある、出窓付きの屋根の外観がかわいらしいお店「菓子の家」さんです。
ケーキ類などの洋生菓子やパイ、クッキーなどの焼き菓子まで、こだわりの素材と丁寧な仕込みで地元客に人気のお店です。
まず最初にいただくのがこちら。
アップルパイ378円(写真奥)とクロワッサン216円(写真手前)。
お店の入り口にも「焼きたてクロワッサン」の大きな看板を掲げており、こちらのお店の人気メニューだそうです。こだわり素材の発酵バターをぜいたくに使って焼き上げた2品はどちらもリッチな味わい。
焼きたてクロワッサンは外はパリパリ、中はふんわり柔らか。そして冷めてからは外のパリパリ感はそのままに、中がしっとりもちっとした食感となりしっかりした食べ応えになりとてもおいしいです。毎日11時ごろに焼き上がりだそうで、それを目がけてお店に向かうのもおすすめです。
アップルパイはクロワッサンと同じくサクサクの生地の中に包まれたリンゴが絶品。じっくり火を入れることで、リンゴ本来の甘み・うま味を凝縮させているのだそう。
次に頂くのがこちら。
シュークリーム120円(写真右奥)、みかんのタルト540円(写真左奥)、いちごタルト540円(写真手前)
同店のもう一つの名物となっているのがこのシュークリーム。サクサクもっちりなシューにバニラビーンズをたっぷりつかったカスタードクリームが相性ぴったり。シンプルながら食べ飽きることなくペロっとイケてしまいます。
サブレ生地とアーモンドクリームを一緒に焼いたタルトには、いちごや温州みかんをごろっと使用。フルーツのみずみずしさを存分に味わいながら、タルトやクリームとの一体感もしっかりと楽しめるケーキになっています。
その他、焼き菓子類も人気。たくさんの種類の焼き菓子が並びます。
というか、この木箱可愛くないですか?むしろ箱ごとほしいくらいです。
ちなみに夏には「俺のかき氷」という人気メニューもあるのだとか。
夏にもぜひ再訪してみたいと思いました。
■菓子の家
住所 帯広市西9条南11丁目2-1
TEL 0155-66-9035
営業時間 10:00~20:00
定休日 火曜
Instagram @kashinoie_obihiro
https://www.instagram.com/kashinoie_obihiro/
2店目 手作りケーキ工房あさひや
子どもから年配の方まで幅広い年齢層に支持されているまちのケーキ屋さんです。
リーズナブルで種類豊富なケーキがショーウインドウにならんでいます。
こちらでいただいたのがまずこちら。
あさひやプレーンロール1,100円
ロールケーキってクリームを巻いているようで、実は幸せのかたまりを巻いている気がしませんか?
え?何言ってるかちょっとわからない?そうですか、すみません。
さて、このロールケーキ見た目はシンプルですが、生地のしっとり・ふわふわ感がたまりません。巻き込んであるたっぷりクリームも程よい甘さと軽さで、危うく一本まるごといってしまいそうな美味しさ。休日にはこのロールケーキを目当てに多くのお客さんが訪れるそうです。
お次はこちら。
プレミアムモンブラン626円(写真手前)
季節のフルーツタルト429円(写真奥)
プレミアムモンブランは極細にたっぷり絞られたモンブランクリームが、栗の風味や香りをしっかり感じさせてくれる栗好きな人にはたまらないケーキです。
季節のフルーツタルトは、イチゴ、パイン、キウイ、ブルーベリー、オレンジ、グレープフルーツなど見た目も鮮やかにフルーツがぎっしり敷き詰められています。(フルーツは季節によって種類が変わります。)
見ているだけでも幸せ・・・と言いたいところですが遠慮なく頂きます。フルーツの酸味とカスタードクリームの組み合わせがたまりません。やっぱり食べたほうが幸せですね。
ちなみに店舗のすぐ隣には姉妹店のジェラート専門店もあるとのこと。
今度はぜひそちらにも行ってみたいと思います。
■手作りケーキ工房あさひや
住所 帯広市西19条南4丁目19-4
TEL 0155-38-2606
営業時間 平日 9:00~20:00、土・日・祝日 ~19:00
定休日 不定休
3店目 トテッポ工房
第1回目にお邪魔した北海道ホテルさんのすぐ横にあるお店「トテッポ工房」さんです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、もうだいぶ暗くなってます。時間は17時近く。
この旅で最後のお店となりました。(草森さん、アテンドありがとうございました)
ところで「トテッポ」って何のことかご存じですか?十勝・帯広では砂糖の原料となるビート(甜菜)の生産が昔から盛んで、かつてはその輸送のために蒸気機関車が使われていました。その機関車の愛称が、「とてっぽ」。とてっぽが走っていた十勝鉄道は1977年までに全線廃線となりましたが、その旧十勝鉄道線路跡(とてっぽ通り)に面した敷地にあるのがこのトテッポ工房さんなのです。
こちらではこの三品をいただきました。
一つ目がシマエナガのケーキ583円(写真手前右)
見た目通りのふわふわとした食感。シマエナガのかわいらしさを完全に再現しています。再現しすぎてちょっと崩すのが可哀そうになりますが、やはり遠慮なく食べていきます。十勝産チーズを使ったムースとブルーベリージュレのハーモニーがたまりません。気が付けがあっという間にシマエナガの姿は無くなってしまいました。こちらは12月~3月上旬くらいまでの冬季限定商品とのこと。しかも超人気商品で一日ごとの数量も限定となっているため、早い時にはお昼には完売してしまうのだとか。気になる方はお早めにお店へ行ってみましょう。
二つ目がガトーフレーズアマン388円(写真左手前)
十勝・足寄町産のイチゴをたっぷりつかった定番ショートケーキです。いちご自体の甘みと酸味のバランスが絶妙でクリームとの相性も抜群です。スポンジに使われる卵も十勝・清水町のたまご農園にお願いしてスポンジケーキ用の卵をオーダーメイドで生産されているそうです。イチゴやクリームに負けることなく調和する風味豊かなスポンジとなっています。
三つ目が十勝 金のミルクプリン383円(写真奥)
使用するジャージーミルク、卵、ミルクジャムなどに十勝産を使用したこだわりのミルクプリンです。なめらか かつ ふわとろな食感がたまりません。「バケツで食べたい」とか言いたいところですが、普段のちょっとしたご褒美スイーツにちょうど良いですね。罪悪感も少なめ。(気のせい?)
ちなみにこちらのトテッポ工房さんは十勝産のナチュラルチーズもたくさん扱っております。
酪農王国でもある十勝には特徴的なチーズ工房がたくさんあり、それらがショーケースの中で一堂に会しているではありませんか。ケーキ→チーズ→ケーキ→チーズの繰り返しでエンドレスに食べれそうです。そんなことはしませんが。
今回はあくまでスイーツの記事なので詳しくは触れませんが、気になる方はチーズ目当てに足を運んでも楽しめるかもしれません。
■トテッポ工房
住所 帯広市西6条南17丁目3-1
TEL 0155-21-0101
営業時間 10:00~18:00
定休日 無休
駆け足で帯広のサウナとスイーツを満喫した旅も、これにて終了となります。
最初にも書きましたが、サウナ2軒とスイーツ店3軒を1日ではしごするのはあまりおすすめしにくいので、皆さんはぜひ1泊、できれば2泊で来ていただきたいです。
新型コロナがもう少し落ち着いて、次回北海道に遊びに来る際には、
感染対策をしっかりと行なった上で、ぜひとかち・帯広に行ってみてください。
今回紹介したところ以外にも魅力的なサウナやスイーツ店もたくさんあるので、実際にいってみて自分好みのスポットを見つけるのも楽しいですよ。