【遠軽町】マウレ山荘　北欧風の建物が印象的な、 静寂な森のスパリゾート。

　札幌から約３時間、遠軽町丸瀬布の森の奥へ車を走らせると、豊かな緑に抱かれた小さな白い建物が現れる。北欧風の三角屋根が印象的なスパリゾートホテル「マウレ山荘」だ。耳を澄ますと、風に揺れる葉擦れの音や小川のせせらぎ、小鳥のさえずりが聴こえる。都会の喧騒から解放され、大自然の息吹を感じながら癒しの時間を過ごせる期待に胸が高鳴る。

「マウレ」とはアイヌ語でハマナスの意味。駐車場にはハマナスの植栽があり、美しい花や実がゲストの目を楽しませる。

　旅の楽しみといえばやはり食。2022年、フランス料理最高峰の称号のひとつ「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を授与された上田料理長が手がけるディナーもこの宿の魅力だろう。北海道の新鮮な魚介類や野菜、雄大な牧草地で育てられた和牛など、上質な旬の食材をシンプルに、素材のよさを引き出した和洋折衷のコース料理で味わえる。

訪れた土地の旬食材を存分に味わうのが旅の醍醐味。自然豊かな北海道の山海の幸を、和洋折衷のコース仕立てで堪能できる。

朝食ビュッフェは豊富な和洋メニューや、天然100％のハチミツも提供。

彩り豊かな重箱に海鮮丼が付く「お部屋食プラン」。1日10食限定。

大きな窓からやわらかな朝の光が差し込むレストランで朝食を。

道産を中心に揃う豊富なワインと料理のペアリングも楽しみたい。

　温泉も有名な丸瀬布。泉質はとろみのあるなめらかな手ざわりで美肌の湯としても知られるアルカリ性単純泉。広々とした大浴場でじっくりあたたまったら、清々しい森の空気に包まれた露天風呂へ。昼は四季折々の景色を、夜は瞬く星空を眺めながら湯浴みを楽しめる。入浴後は「湯上りラウンジ」で本やドリンクを片手にくつろぐのもいい。
　本館から徒歩約2分の日帰り温泉「ポッケの湯」には、本格的な薪ストーブのフィンランドサウナを設置。自分で薪をくべてセルフロウリュも楽しめる。大自然の中でととのう体験は格別の贅沢。

明るく開放的な大浴場。とろりと肌になじむ泉質は、湯冷めしにくく肌もすべすべになるという美肌の湯。

清々しい森の空気を味わえる露天風呂。冬には雪見風呂も堪能できる。

マウレ山荘から徒歩約2分の日帰り温泉「ポッケの湯」。

「ポッケの湯」には本館にはないフィンランド式サウナがあり、人気を集めている。

7名まで利用できる「温泉付特別室」は最上階に全3室を用意。広々としたメゾネットタイプで3世代の家族旅行などにも利用しやすい。

　「エゾ・モダン」をコンセプトにした6タイプの客室は、ゆとりのある落ち着いた洋室、足を伸ばして休める畳の和室、部屋に温泉が付いた豪華な特別室などバラエティ豊か。愛犬と気軽に宿泊できる「温泉付コテージ」もあり、ゲストの旅のスタイルを問わず快適に過ごすことができる。 木のぬくもりを感じる室内や、ホスピタリティに富んだサービスも心地いい。

ペットと泊まれる宿として全国でも評判の「温泉付コテージ」は、5名用と8名用を合わせて3棟を用意。

「ハリウッドツイン」は静かで落ち着いた雰囲気。ベッドは快適な寝心地のシモンズ社製ダブルサイズ。

店舗詳細はこちら