北海道の夏！ユニークな競技・催しがある‟お祭り”を調べてみた　

北海道の夏は短い！「この最高の季節を、逃してなるものか！」と、広～い北海道の各地で、多くの夏のお祭りが開催されいます。イベントやお祭りをあれこれ調べていたら、ユニークな競技を見ることができたり、飛び入りで踊りに参加したり、砂金探しに挑戦するフェスティバルなども。
見ているだけでも面白そうな、7月末～8月にかけて開催される‟夏のお祭り”を集めてみました。ぜひチェックを！

北海道 7月末・8月のユニークなお祭り

富良野市（ふらのし）が北海道の地理的中心（北海道のへそ）であることから、お腹を顔に見立てて絵（図腹）を描き、頭を大きな笠で隠して踊る愉快なお祭りです。飛び入り参加もできるようで、衣装セットを借りたり、自作衣装で参加します（参加料あり）。受付時間は両日15～17時。
メインイベントの「北海へそ踊り大会」は、各日19～20時に開催。踊り子たちが会場となる通り（新相生通り特設会場）をパレードし、ユニークなパフォーマンスを披露してくれます。

富良野「北海へそまつり」

「真夏の汗激（カンゲキ）フェス2024」は、暑い夏を「汗をかいて元気に乗り切る！」ことをテーマにした、札幌ドームを会場に開催されるイベントです！ 北海道グルメの一つ「スープカレー」をはじめ、刺激的なカレーの辛さにより身体の中から発汗を促し、新陳代謝を促進。また、人気の「サ活」にも着目して、バレルサウナ、サウナトレーラーなどもドーム内に登場します。そのほか、ふわふわ遊具など、ご家族で適度な運動ができるスペースも設けられるようです。創成マルシェやJA感謝祭も同時開催となっています。

真夏の汗激フェス2024 in 札幌ドーム

「函館港まつり」は、函館（はこだて）が未曽有の大火に襲われ、その慰安と復興を目的に、昭和15年（1935年）に第1回目が開催されました。北海道の中では歴史がある行事・イベントとなっています。
初日の8月1日は、夜の花火大会（第69回道新花火大会）からスタート。函館港に打ち上げられる大輪の花火が夜空を彩ります。8月2日・3日は、まつりのメインイベント「ワッショイはこだて」。約2万人の市民がそれぞれの衣装で「函館港おどり」や「函館いか踊り」などを踊りながら街を練り歩きます。いか踊りは、函館市の名産イカをテーマとしたユニークな踊りで、自由参加の部も設けているようです。簡単で踊りやすいとのことで、気軽に参加できそうですよ。

開港165周年記念 函館港まつり

道東の浜頓別町（はまとんべつちょう）は、「砂金のまち」として知られています。例年、山の日に、自然の中で砂金堀りを体験できる「ウソタン砂金フェスティバル」を開催。会場は、ウソタンナイ砂金採掘公園。川の中に入って、キラッと輝く砂金探しに挑戦します！ 伝統的な砂金掘り道具「ゆり板」と「カッチャ」を使って、本格的な砂金堀りを体験できるそうですよ。そのほか、ワークショップなども予定されています。

「童話村たきのうえふるさとまつり」は、滝上町（たきのうえちょう）の夏を締めくくる一大イベントです。初日の8月10日は、盆踊りやステージショーを実施。夜には、花火大会も予定しています。 11日は渓谷ウォークなどの子どもから大人まで楽しめるイベントや、賞金10万円の「丸太早切りチャンピオン大会」も開催！ 2人引きのノコギリを使って、2人1組で丸太を切ってタイムを競います（申込は8月9日まで、定員に達し次第〆切　https://r.goope.jp/takinoueshokokai/）。　
丸太早切り大会、音楽ライブ、花火大会など、見て・体験して楽しむイベントが盛りだくさんです。

北見市端野町（たんのちょう）の一大イベント「太陽まつり」。ステージイベントをはじめ、もちまきや豪華景品‟お楽しみ抽選会”、焼肉や大鍋コーナーなども。今年は「ものまねライブ」に、ほいけんたさんが来るようです！
そして！迫力満点の‟ウォーターロディオ”なる競技があるようですよ。発泡スチロールの棒を使って、対戦相手を水面に落とします。3人1チームになって対戦し、先鋒・次鋒・大将がそれぞれ1対1で戦い、先に2勝したチームが勝ち。賞金もあるようで、白熱する対戦を見ることができます。

第46回 たんの太陽まつり

道東・大空町東藻琴（おおぞらちょうひがしもこと）の夏を彩る「ノンキーランドふるさとまつり」。緑とチーズの里ふれあいパークを会場に行なわれます。メインイベントの「ロール転がしどってん酷」は、4人1チームとなって重さ400kg（女子は300㎏）の牧草ロールを転がしゴールまでのタイムを競う、白熱のレースです！ こちらも賞金があるようです（※申込方法や締切などの詳細は問合わせを）。
そのほか、野菜即売や出店ブースはじめ、イベントステージや子ども向けのお楽しみゲーム・ ちびっこ広場、野外バーベキューなども。家族そろって楽しめそうですね。

オホーツク大空町観光協会HP・トップページ

「登別地獄まつり」は、登別温泉の伝説を祝う祭り。地獄の釜のふたが開いて、地獄谷から閻魔大王が鬼たちを引き連れて登別温泉に訪れる、という伝説がもとになっています。温泉街に響き渡る登別太鼓の演奏や、鬼みこしのパレード、鬼踊りなど、伝統的なパフォーマンスが見どころです。特に、約1トンの赤鬼みこしを大勢で担いで練り歩く様子は迫力満点のようです。

登別地獄まつり、（一社）登別国際観光コンベンション協会HPより

地域の特色を生かしたユニークな‟お祭り”。ドライブで近くまで出かけた際や、旅先でお祭りに遭遇したら、その雰囲気だけでも味わってみたいものですね。

（「北海道生活」WEBスタッフ）