2023/11/08 10:18
北海道生活
オホーツク特集|サロマ湖エリア 流氷・ホタテ、カーリングの聖地
咲き誇るチューリップが美しいことで知られる「湧別町」。北海道の原風景を「サロマ湖展望台」から一望できると評判の「佐呂間町」。ホタテの名産地でカーリングのまちとしても有名な「常呂町」。サロマ湖畔の魅力あふれる3つのまちを巡る。
「サロマ湖展望台」から一望する、オホーツクの空と海。
サロマ湖観光物産振興協議会
TEL:01587-2-1200(事務局/佐呂間町)
湧別町
豊富な山海の幸や乳製品、
チューリップで知られるまち。
オホーツク海ならではの海の幸や、タマネギをはじめ豊かな大地に育つ農作物、良質な乳製品などに恵まれたサロマ湖の西に位置するまち。「かみゆうべつチューリップ公園」では、5月上旬から6月上旬は約200種・70万本のチューリップが咲き誇る。
サンゴ草(アッケシソウ)の群生地「鶴沼原生花園」。毎年9月中旬ごろには一面が真っ赤に染まる
問い合わせ:湧別町観光協会
TEL:01586-8-7611
流氷・アイスブーム (龍宮台展望台)
世界初の防氷堤や流氷を、
間近に見られる展望台。
オホーツク海沿岸部に毎年1月下旬に接岸する流氷。サロマ湖内にあるホタテや牡蠣の養殖施設を流氷の流入から守るため、世界初の防氷堤「アイスブーム」を設置。オホーツク海とサロマ湖に挟まれた砂州にある龍宮台展望台からは流氷を間近に見ることができる。
牡蠣やホタテの養殖施設が流氷で破壊されることが頻発したため設けられた、防氷堤「アイスブーム」
流氷を近くで見ることができる「龍宮台展望台」
流氷に直接ふれられる距離まで近づくことができる。
オホーツク湧鮮館
オホーツクの海の幸が勢揃い、
湧別漁業協同組合の直営店。
ソフト貝柱や貝付きホタテなど人気のみやげ品を購入するなら、湧別漁業協同組合直営の「オホーツク湧鮮館」が、品揃え豊富でおすすめ。オホーツク海やサロマ湖など、近海で水揚げした旬の魚介類やそれらを使った加工品などを販売している。
産直価格で購入できるのは、漁業協同組合直営店ならでは。
栄養豊富なオホーツク海で育ち、引き締まった身が特長のホタテ。
ホタテの旨味がたっぷり詰まった「帆立ソフト貝柱」12玉入2,268円、18玉入3,240円。
オホーツク湧鮮館
- 住所/北海道 紋別郡湧別町 港町45-2地先
- 電話/01586-4-3535
- 営業時間/10:00~16:00(土・日曜、祝日は~17:00)
- 定休日/火 その他休業日/火曜(冬期は月・火曜)
- 駐車場/あり(無料)
佐呂間町
バラエティに富んだ農作物や酪農、サロマ湖とオホーツク海を活用したホタテなどの栽培漁業など活気のある佐呂間町。まちのキャッチコピー「サローマの休日」にちなんだ「真実の口」をモチーフにした立体看板が道の駅に登場し、新たな名所として注目されている。
看板の右下には町のキャラクター「モモちゃん」が。口に手を入れると何かが起こるかも?
問い合わせ:佐呂間町観光物産協会
TEL:01587-2-1200
キムアネップ岬 キャンプ場
岬の突端のキャンプ場で、
サロマ湖の夕日絶景を望む。
サロマ湖に突き出したキムアネップ岬の先端にあるキャンプ場。360度さえぎるものがないため、空と草地が果てしなく広がっている。トイレ1カ所、炊事場2カ所、バリアフリートイレと8分間100円のコインシャワー、公衆電話がある休憩所も設置されている。
サロマ湖の大自然に抱かれた、広大なフィールドのキャンプ場。
日本屈指の夕日とも評される、サロマ湖に沈む夕日も間近で眺められる。
キムアネップ岬キャンプ場
- 住所/北海道 常呂郡佐呂間町 幌岩
- 電話/01587-6-2878
- 営業時間/6月1日~10月下旬
- 定休日/-
- 駐車場/あり(200台・無料)
道の駅「サロマ湖」・物産館「みのり」
サロマ湖に面する、
国道238号沿いの道の駅。
オホーツク沿岸の観光拠点として知られる道の駅「サロマ湖」。物産館「みのり」を併設し、オホーツク沿岸の魚介類からサロマ湖のホタテや牡蠣など名産・特産品を揃えている。地元産のカボチャを使ったソフトクリームは観光客にも地元客にも人気。
佐呂間町の基幹産業である酪農の「牛舎」と「サイロ」をイメージした外観。
サロマ湖産のホタテの浜焼きも人気。
道の駅「サロマ湖」・物産館「みのり」
- 住所/北海道 常呂郡佐呂間町 字浪速121-3
- 電話/01587-5-2828
- 営業時間/ 9:00~18:00
備考/10月中旬から4月下旬~17:00
- 定休日/12月31日〜1月3日
- 駐車場/あり(普通車78台、大型3台・無料)
北見市常呂町
カーリングの聖地と呼ばれる、
豊富な海産物に恵まれたまち。
「カーリングのまち」として近年ますます注目される常呂町。質の高いホタテにサケや牡蠣などオホーツク海やサロマ湖の豊富な魚介類が特産品として有名。国内有数のホタテの産地としても広く知られている。
サロマ湖に沈む夕日が見られる絶景スポット「栄浦駐車公園」。
問い合わせ:北見市観光協会
TEL:0157-32-9900
https://kitamikanko.jp/?s=&post_type=spot&area=tokoro/
北見市ところ 遺跡の森
古代から繋がる歴史を伝える、
広大な森に残された国指定史跡。
国指定史跡「常呂遺跡」の一部を整備・公開しており、敷地内には竪穴住居が復元されている。中核となる展示施設「ところ遺跡の館」では、常呂遺跡とその周辺遺跡から出土した旧石器時代からアイヌ文化期までの出土品が年代別に展示されている。
屋外には擦文時代(約900年前)の竪穴住居が復元されており、古代の集落の景観を再現している。
新たに国の重要文化財に指定される「常呂川河口遺跡墓坑出土品」の一部。約2,900~1,600年前の墓に副葬されたもの。
北見市ところ遺跡の森
- 住所/北海道 北見市常呂町 字栄浦371
- 電話/0152-54-3393
- 営業時間/9:00~17:00
- 定休日/月 その他休業日/祝日の翌日(ただし、該当日が土・日・祝日の場合は開館)
- 駐車場/あり(20台・無料)
アドヴィックス 常呂カーリングホール
本格的なカーリング体験を、
カーリングのメッカで満喫。
「カーリングの聖地」として知られる国内最大のカーリング専用施設。国際規格をクリアした六つのシートが設けられ、同競技場から多数のオリンピック選手を輩出。インストラクター付き体験プログラムもあり、通年利用が可能だ。
本格的な設備を整えたカーリングホールは国際大会も開催できる。
アドヴィックス 常呂カーリングホール
- 住所/北海道 北見市常呂町 土佐2-2
- 電話/0152-54-1099
- 営業時間/ 10:00~22:00
備考/日曜、祝日~17:00
- 定休日/月 その他休業日/年末年始(12月31日~1月5日)
- 駐車場/あり(89台・無料)