2024/07/16 11:30
星野リゾート
界 津軽|津軽に息づく文化と四季を巡る宿
青森のほぼ中央に位置し、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷に佇む温泉旅館の「界 津軽」。北海道からは新千歳空港から飛行機と車で2時間弱で訪れることができる場所にあります。
歴史のある名湯・大鰐(おおわに)温泉を青森ヒバの湯殿で堪能し、大間のまぐろを地酒と共に味わえる。毎晩行われる津軽三味線の生演奏は圧巻の迫力! 津軽の魅力たっぷりの温泉宿、詳しくご紹介します。
「津軽四季の水庭」
温泉 四季と伝統工芸を楽しむ「かまくら露天風呂」
かまくらのようなアーチ型の屋根がついた露天風呂に浸かり、四季折々の風景を楽しめます。水庭に浮かぶのは「津軽こぎん刺し」や「弘前ねぷた」の伝統工芸が光る灯篭。内湯は青森ヒバの湯船で、古くから湯治にも使われてきた大鰐温泉のとろみの湯に身をまかせ、芯から温まる心地よさを感じられるのが特徴。心行くまで癒されて。
■泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
■効能:神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、慢性消化器病など
ご当地楽 津軽の伝統文化を堪能!
●名画の前で披露する迫力の津軽三味線
津軽地方の三味線は、他の三味線音楽とは一線を画し、「叩き」を主とする打楽器的な奏法が特徴。空気を震わす独特の音色が見る者聞く者を圧倒します。毎晩行われる生演奏は、圧巻の迫力。津軽に来たからには必見です。日本画の巨匠・加山又造による津軽の風景を描いた壁画『春秋波濤(しゅんじゅうはとう)』の前で行われます。
●心なごむ「津軽こぎん刺し」体験
青森を代表する伝統工芸のひとつ「津軽こぎん刺し」。誰でも簡単にできるようにアレンジしたオリジナルの紙製「しおり作り」の体験が用意されています。一針縫うごとに気持ちがなごみ、柄が仕上がっていく楽しさを感じられ、旅の思い出になること間違いなし。
ご当地部屋「津軽こぎんの間」 現代に生きる伝統工芸
「津軽こぎん刺し」の美しいシンメトリーな模様はレトロにもモダンにもアレンジでき、現代の生活に溶け込みます。界 津軽では、こぎん刺しの魅力をふんだんに盛り込んだ「津軽こぎんの間」があります。障子や掛け軸、行灯など、いたるところにこぎん刺しが取り入れられており、ついつい見入ってしまいます。
青森県出身のkoginアーティスト・山端家昌氏のプロデュースのご当地部屋「津軽こぎんの間」
青森の豊かな山海の幸を味わう会席料理
日本海、太平洋、津軽海峡と豊かな漁場に囲まれ、贅沢な海産物が豊富に揃う青森。津軽の食文化を意識して一品一品丁寧につくられた料理からは、季節の移り変わりを鮮やかに感じ取れます。
■青森の旬を堪能する特別会席料理
季節と地域にこだわった食材を、ときに伝統的に、ときに革新的な調理法で味わう季節の特別会席。青森が誇る地酒と料理のマリアージュも、楽しみ方のひとつ。青森の贅を尽くした料理を堪能しよう。
春:大間のまぐろと花見 蟹の会席(4~5月)
夏:鮑の氷しゃぶしゃぶ会席(6~8月)
秋~冬:大間のまぐろづくし会席(9~3月)
津軽四季の水庭
夏:津軽びいどろの灯り
より深く、津軽の地に根付いた文化や芸能を堪能し、季節ごとの風情を感じてほしいという思いから、2019年4月に「津軽四季の水庭」が誕生。深みのある独特な風合いが特徴の「津軽金山焼(かなやまやき)」や、色ガラスを美しく調合し、弘前ねぷたをイメージした 「津軽びいどろ」など、津軽の伝統工芸品に触れながら、四季で異なる水庭の風景が楽しめる空間です。
春:津軽金山焼の灯篭
秋:紅葉した木々と水庭
冬:こぎん灯篭とかまくら
ご当地の伝統工芸に触れ、青森の味覚に舌鼓。温泉と津軽三味線の音色に癒される旅。「界 津軽」へ、ぜひ足を延ばしてみてください!
界 津軽
- 住所/青森県 南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森 36‐1
- 電話/050-3134-8092
- 営業時間/チェックイン15:00/チェックアウト12:00
- 定休日/無
- 駐車場/あり(無料)