2024/06/19 15:00
「北海道生活」WEBスタッフ
札幌・大通公園「サンクガーデン」のバラがほぼ満開です!
札幌の中心部、大通公園西12丁目にある大通公園のバラ園「サンクガーデン」では、バラの開花がいよいよ本番を迎えるというタイミングで、先週末(6月15日・16日)に「バラフェスタ」が開催されました。
さっそく行ってみましたら、バラや宿根草苗の販売をはじめ、バラの絵ハガキやグリーティングカードなど来園記念グッツの販売、手作りワークショップなどがあったほか、バラの相談会やバラ園ガイドも人気の催しということで、朝から賑わいを見せていました。
バラの様子はというと、まさに見ごろ! 満開寸前とう感じで、とてもきれな花を見ることができました。札幌も近年は、6月の早い時期から気温が上がってきて、10数年前に比べると1週間ほどバラの開花も早まっているように感じます。
バラフェスタ開催時のサンクガーデンの様子。奥にイベントブースが見える
満開寸前のバラ! これから次々と開花して、宿根草とのコラボなど華やかな彩りを楽しめる
「サンクガーデン」は、水路を中心とした沈床庭園です。水の流れや噴水のある庭園の爽やかな雰囲気の中、約60品種1,100株以上のバラを楽しめます。園内にはバラの優雅な香りも漂っていました。
エリアごとに、世界の姉妹都市にちなんだ国のバラが植栽されいるのも特徴です。北側のエリアは、アメリカで作出された品種。南側には、ドイツ作出のバラ。東側には、中国の姉妹都市から寄贈されたバラも。
また、オベリスク(ポール)仕立てのつるバラが目を引きます。花壇のバラと高低差をつけた演出で、足元から頭上まで空間いっぱいにバラが咲いているような感覚に。あふれるように咲き誇るつるバラは‘ロココ’や‘アンジェラ’など。
そのほかも、サンクガーデンでは定番品種から珍しい品種まで、さまざまなバラが楽しめますよ。
サンクガーデンで見事に咲くバラ。左/クリスティアーナ 右/ザンガーハウザー ユビレウムスローゼ
どのバラも見ごろを迎え、花壇やフェンス、オベリスクなどを覆うにように咲いている
バラ園から見える札幌市資料館(旧札幌控訴院)の建物を背景にすれば、札幌らしい花の風景が撮影できます! 青空の広がる天気のよい日には、花色とのコントラストも美しいです。
これから7月上旬まで、バラの見ごろが続きます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
そのほかの道内各地のバラ園・ローズガーデンも、例年ですと7月上旬ころまでが見ごろ。札幌&近郊エリア、十勝や富良野、旭川、空知~きた北海道と広範囲ですが、多数のスポットがあるのでチェックしてみてください。(下記の、2024 北海道のローズガーデンでも紹介しています)
(「北海道生活」WEBスタッフ)
・バラの花と香り|2024 北海道のローズガーデン15選!(前編)
・バラの花と香り|2024 北海道のローズガーデン15選!(後編)