夏の大地をめぐる｜中札内村　美しい農村風景の中、観光やグルメも多数

農村風景が美しく、「日本で最も美しい村」連合に加盟している

この夏、国立公園化が予定されている日高山脈のふもとにある人口約3,900人の村。中札内村（なかさつないむら）は農業が主幹産業で、美しい農村風景が広がり、空港が近いこともあって移住者が多く、観光施設や飲食店も多い。

グランピングリゾート フェーリエンドルフ

カラマツの森の中に点在するドイツ様式のコテージ

カラマツ林をエゾリスが駆け回る約10万坪の敷地に広がるグランピングリゾート。ドイツ様式のコテージが90棟ほど立ち並び、グランピングテントでの宿泊もできる。コテージは、ペットと泊まれるタイプや焚き火や五右衛門風呂を楽しめるタイプなど、多様な滞在スタイルが人気。敷地内には日帰り利用も可能な温泉施設「十勝エアポートスパそら」があり、北海道遺産に選ばれたモール温泉と本格的フィンランド式サウナで極上のリラックス体験が味わえる。

札内川園地キャンプ場

「リバーSUPツアー」では、水の上を散歩している気分を楽しめる

国立公園化が予定されている、日高山脈襟裳国定公園の大自然に抱かれたキャンプ場。自然ガイド、釣り体験、ピザづくり体験などの体験プログラムが豊富で、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」も楽しめる。今年からプライベートガイドツアーも新たにスタート。

落差10mの高さから豪快に流れ落ちる「ピョウタンの滝」

道の駅「なかさつない」

道の駅なかさつないのメイン施設「カントリープラザ」

JR帯広駅やとかち帯広空港から近く、南十勝の玄関口として休憩や食事、買い物、情報収集などに好アクセス。リーズナブルで中札内グルメが揃う場所として知られ、特産品の枝豆や鶏肉、たまご、新鮮野菜などを求めて、多くの人が足を運んでいる。カントリープラザ内にはキッズスペースや授乳室が設けられ、小さな子どもを連れたファミリー層にも利用しやすいと評判。

TOPIC

2024年夏、ついに国立公園になる予定の日高山脈。村ではこれまで北大山岳部や環境省と連携し、PR動画の作成、講演会、写真展、日高山脈ビューMAPの作成などを行なってきたが、今年度もさらにPR活動を強化する。また、7月7日（日）は札内川園地で日高山脈の自然を体感し、魅力を知ってもらう「第51回ピョウタンの滝やまべ放流祭」を開催予定だ。