夏の北海道を体感｜羽幌町　炭鉱で栄えた歴史やスポット、甘エビが有名

一季咲きと四季咲きが同時に咲き、満開となる6月下旬〜7月上旬が見頃

かつて道内有数の炭鉱のまちとして栄え、今も廃坑跡地に当時の施設が残る羽幌町（はぼろちょう）。「はぼろバラ園」などの観光スポットが点在し、漁獲量トップクラスの甘エビなどのグルメも評判だ。

天売島・焼尻島

天売島が国内唯一の繁殖地となっている絶滅危惧種のオロロン鳥（ウミガラス）

日本海沿いを走る国道232号を北上し留萌中部に差しかかるあたりで、沖合に見える二つの島。絶滅危惧種のオロロン鳥をはじめとした海鳥の楽園「天売島」と、約50種15万本もの自然林が国の天然記念物に指定されている「焼尻島」。両島とも周囲約12kmとほぼ同じ大きさで通称“夫婦島”とも呼ばれている。

スコットランドを思わせる潮風が吹く広い放牧地でのんびり過ごすサフォーク種の羊

蝦名漁業部 甘えびファクトリー

羽幌町ならではの甘エビを贅沢にのせた「えび丼」。味噌汁、魚介フライ、デザートのセットで2,300円

添加物を使わず、えびかご漁で水揚げされた新鮮な甘エビを使った手作り商品が人気。「甘えびパスタソース」や「甘えびのラスク」などのオリジナル商品は発送も可能。人気の「えび丼」をイートインで食べられるのもうれしい。

プレーン、昆布、ホタテと3種のフレーバーが選べる「甘えびのラスク」14枚入各1,188円（直販店価格）

はぼろ温泉サンセットプラザ

日本海の幸を堪能できる「羽幌海席プラン」の夕食一例　※写真のお造りは2名分盛

全客室が日本海を一望できるオーシャンビューが自慢の、豪華客船をイメージした温泉ホテル「はぼろ温泉サンセットプラザ」。温泉大浴場で体の芯まであたたまり、和・洋の多彩なメニューを満喫できる。

体を芯からあたためてくれる強塩泉の湯が楽しめる

料理旅亭 冨士屋

地場産の食材をふんだんに使った料理が並ぶ「宴会プラン」コースの一例

地元の市場から仕入れた鮮度抜群の海の幸を素材にした料理が評判の老舗宿。1926（昭和元）年に創業し、羽幌町の上質な味覚を提供している。食事のみの利用も可能で、大小さまざまな宴会に対応できる席やプランを各種用意している。

宿は和の趣きを大切にしながらもモダンな雰囲気