北海道 2024 お花見・桜スポット③｜浦河・静内ほか道内各地

いよいよ北海道も、満開の桜を楽しめるシーズンの到来！ 道南エリアから始まる桜の開花ですが、今年はこの暖かさで、いずれの地域も開花が早まっているようです。道内の桜の名所と 今年は数年ぶりに催されるイベントも合わせて、2024年の最新情報「お花見・桜の人気スポット」をご紹介していきます。

登別桜並木（登別市）

登別桜並木は、JR登別駅から登別温泉方面へ向かう道道2号の沿道約8kmに咲き並ぶ登別の春の風物詩。昭和9年の皇太子（現上皇陛下）誕生を祝い、地元の住民が約2,000本のエゾヤマザクラを植樹してできた桜並木です。「桜のトンネル」の愛称でも親しまれています。
桜の見ごろは例年5月上旬。暖冬の影響で今年は早いかもしれません。登別温泉街へ向かう車やバスの車窓から、ピンク色に染まる景色を楽しめます。風に舞う桜の花びらの中をドライブするのも素敵です。

桜の花と爽やかな青空のコラボ。「桜のトンネル」の愛称で親しまれている

優駿さくらロード（浦河町）

「優駿さくらロード」という名称は、町民の皆さんから募集して決定

浦河町・優駿の里公園の入口から、約3kmにわたって1,000本を超えるエゾヤマザクラが立ち並ぶ「優駿さくらロード」。桜が満開になると、まるで桜のトンネルの中を進むようにして観賞できます。
優駿さくらロードの見ごろに合わせて「優駿の里 浦河 桜まつり」も開催。桜並木ライトアップや毎年好評のカニ汁、町内の飲食店が出展するグルメコーナー、ステージイベントなどが楽しめます。うらかわ優駿ビレッジAERU特設会場にて、今年（2024年）は5月3日（金・祝）・4日（土・祝）の開催です。

優駿さくらロードは明治41年に桜を植栽したのを始まりに、昭和5年から8年にかけて増植栽し完成した並木道です。樹齢100年を超えるといわれる「長寿桜」「百年桜」といった銘木も残っており、見ごたえ十分な咲き姿をぜひ楽しんでください。

暗闇から浮かび上がる桜の魅惑的な輝き

二十間道路桜並木（新ひだか町 静内）

左右の並木の幅がちょうど二十間（約36ｍ）あることから「二十間道路並木」と呼ばれるように

2,000本を超える桜が直線約7kmの道路の両脇に咲き誇る二十間道路桜並木は、「さくら名所100選」にも選ばれた北海道でも有数の桜の名所です。満開の桜が見せるどこまでも続くピンク色の風景は圧巻のひと言。
また今年（2024年）は、4月28日（日）～5月3日（金・祝）に「しずない桜まつり」を開催。特産品販売ブースや各種イベントなどを予定しています。

例年しずない桜まつり期間中には、明治42年(1909)に貴賓舎として建築された「龍雲閣」の一般公開も実施（今年の公開日程は未定※4月3日時点）

東明公園（美唄市）

東明公園の満開の桜

美唄市東明町の「東明公園」は、日本最北のソメイヨシノの群生地であり、かつ空知管内随一の桜の名所。ソメイヨシノをはじめ、エゾヤマザクラ、ヤエザクラ、チシマザクラなど約2,000本の桜が開花し、訪れる人の目を楽しませます。
また、美唄市内にはそのほか野外彫刻公園で有名な「アルテピアッツァ美唄」、美唄の中心地に位置する「空知神社」など桜が楽しめるスポットもたくさん。見ごろは4月下旬～5月上旬と予想されています。

桜の開花時期である4月27日（土）～4月30日（火）には東明公園を会場に「びはいさくら2024」も開催。飲食売店の出店や打ち上げ花火（4月27日19：30～）、夜桜ライトアップ（期間中全日18：00～20：00）などが予定されています。

・BIBAI SAKURA 2024 オフィシャルサイト

「びばいさくら2024」の会場の様子（過去の様子）

「びばいさくら2024」の会場の様子（過去の様子）。夜桜ライトアップも美しい

旭山公園（旭川市）

旭山公園を彩る約3,500本のエゾヤマザクラ

「旭山公園夜桜まつり」では、ライトアップされた夜桜を楽しめる

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