冬の遊び方 特別編｜青森　冬を楽しむ 遊び＆観光スポット

津軽五所川原駅～津軽中里駅間の20.7kmを結ぶ日本最北の民間鉄道

雪の津軽を走る！津軽鉄道「ストーブ列車」

雪の津軽をこの冬も恒例の「ストーブ列車」が走る。通常2両編成で車内は懐かしいノスタルジックな造り。1両に2台置かれたダルマストーブの燃料は石炭で、周りにはたくさんの人が集まり憩いの場になっている。列車内のあたたかい雰囲気はこの列車ならではだ。

ストーブの周りは、さまざまな人たちの交流の場に

雪の造形美、八甲田「スノーモンスター」

八甲田に多数植生するアオモリトドマツに氷と雪がぶつかりながら大きく成長し、「スノーモンスター」と呼ばれる美しい樹氷をつくり出す。見ごろは例年1〜2月で真っ白な幻想的世界が広がる。スキー場やロープウェイがあり楽しみ方もさまざまだ。

樹氷の間を縫って滑走したり、ロープウェイから樹氷を眺めたり体験メニューも豊富

雪のお花見、弘前公園「冬に咲くさくらライトアップ」

日本一の桜の名所と呼ばれる弘前（ひろさき）公園。その外濠の一部をさくら色にライトアップすることで、桜の樹の枝に積もった雪が照らされ満開の桜が咲いているような風景が見られる。また、外濠の水面が凍って雪が積もると桜の花びらが散ってできた花いかだのように見える。

桜の樹の枝に積もった雪がライトアップされ、幻想的な冬の花見を堪能できる

時が止まったような世界！奥入瀬渓流「氷瀑ツアー」

十和田湖八幡平国立公園内に位置し、特別保護地区に指定されている奥入瀬（おいらせ）渓流。随所にある滝が冬になると極寒の寒さで凍り付き、水が流れたまま時を止めたような大迫力の氷瀑（ひょうばく）や氷柱になる。ライトアップされた氷瀑が夜闇に浮かび上がる様子は幻想的だ。

奥入瀬の冬景色は日中は白銀の景観、夜はライトアップされた氷瀑を満喫できる

風間浦村｜下風呂温泉 海峡の湯

本州最北端の下北半島の風間浦村にあり、日中は津軽海峡を、夜には漁船の漁火を眺めながら湯に浸かれる。津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえ、グルメな人にも人気。

大間町｜大間のマグロ

水温が低くなる秋から冬にかけてが旬となる「大間まぐろ」の漁は例年8月ごろから1月くらいまで。大型で上質な脂がのった最高級品の「大間まぐろ」をリーズナブルに味わえる。

五所川原市｜太宰治記念館 斜陽館

文豪・太宰治の父、津島源右衛門が明治40年に建てた太宰治記念館「斜陽館」。蔵を利用した資料展示室には、生前着用していた貴重な資料が展示されている。

鶴田町｜鶴の舞橋

青森県産のヒバを用いて造られた全長300mの日本一長い木造三連太鼓橋。津軽富士見湖の両岸をつなぎ、冬には真っ白な雪に橋が浮かぶ幻想的な景色を見ることができる。（※2024年3月31日まで改修工事中。見学は可）

八戸市｜八戸前沖さば

本州最北端にある日本有数のサバの漁場・八戸前沖では、急激に海水温の下がる秋から冬にかけ脂肪を蓄え、旬を迎える。市場関係者からは「日本一脂ののったサバ」と評されている。

青森市｜酸ヶ湯温泉

八甲田の主峰大岳の西麓に位置する約300年の歴史がある温泉宿。源泉の泉質は全て酸性硫黄泉で、約160畳もの総ヒバ造りの大浴場は見る人を圧倒する。