3つの国立公園をまたぐ「北海道東トレイル」清里エリアの魅力

「知床・阿寒摩周・釧路湿原」の3つの国立公園を繋ぐ全長410㎞のロングトレイルルートとして2024年10月に開通した「北海道東トレイル」。その中でも、阿寒摩周国立公園に位置する清里町（きよさとちょう）が整備した「裏摩周外輪山・神の子池トレイル」は、「裏摩周展望台」から「摩周湖第一展望台」へのルートと、「裏摩周展望台」から「神の子池」「さくらの滝」「ほしかぜの丘」を通り清里町を縦断する全長約44㎞のルートで、摩周湖外輪山のカルデラ地帯、神の子池原生林、サクラマスの登る滝、斜里岳を望む畑作地帯など、雄大で変化に富む自然景観を楽しみながら3日間程度かけて歩くルートになります。
もちろん興味のあるエリアルートだけを歩くセクションハイクも楽しみ方のひとつ。清里の歴史や風土を感じながら、地元の人との交流を楽しんだり、温泉施設で汗を流したり、清里の魅力を満喫できる旅の道を歩いてみませんか？

トレイルコースの中には、標高の高い場所も含まれるので、急激な天候の変化にも対応できるように装備を整えること。北海道ならではの危険として、ヒグマの出没などがあるので、クマ避けの鈴やスプレーの携行は必須。さらに、トレイルコースには貴重な野生動植物が生息する地域も含まれているので、環境保護のためのルールの遵守。そして、交通事故にはくれぐれも気をつけて、決して無理のないペースで楽しむことが重要です。

浦摩周外輪山・神の子池トレイル

清里町が整備した「裏摩周外輪山・神の子池トレイル」。「裏摩周展望台」から「摩周湖第一展望台」へ向かうルートと、「裏摩周展望台」から「神の子池」などを通って清里町を横断する全長約44kmのルート（3日間程度かけて歩くルート）があり、阿寒摩周国立公園の雄大な自然の景観が楽しめる。

「斜里岳」。斜里岳のふもとに広がる清里町

問合わせ