2025/04/24 11:50
北海道生活
2025 北海道のお花見・桜の名所 案内 ①|函館エリア
北海道にも‟満開の桜”を楽しめるシーズンが到来! 道南の松前町では4月20日にソメイヨシノが咲き、平年より7日早い開花宣言となりました。北海道では道南から開花が始まり、各地へと広がって咲き続いていきます。道内の桜の名所とイベントも合わせて、今シーズン(2025年)の最新情報をお届けます!
函館公園(函館市)

桜の花色が広がる函館公園(中央噴水広場と函館山)
種類:ソメイヨシノや八重桜など 本数:約360本 見頃:例年4月下旬~5月上旬
*花見期間(宴会や火気使用解禁):4月19日(土)~5月6日(火・祝)
函館市(はこだてし)の桜の名所の一つである函館公園では、春になると約360本ものソメイヨシノと八重桜が競うように咲き誇ります。公園内が一面ピンク色の花びらに包まれる光景は、長い冬を越えた函館の春を華やかに告げる風物詩として多くの人々を魅了しています。桜の見頃は例年4月下旬~5月上旬ですが、昨年(2024年)は例年よりも10日早い 4月18日に開花、23日に満開となりました。今年(2025年)も早い満開が予想されています。
また、花見期間中の4月19日(土)~5月6日(火・振休)には、宴会や火気の使用も解禁。露天出店や夜間の電飾も行なわれ、賑やかな花見を楽しめます。

函館公園の一角にあるミニ遊園地「こどものくに」

明治山から望む中央噴水広場と津軽海峡・立待岬
●函館公園
住所/北海道函館市青柳町17
問合わせ/西部公園事務所
TEL/0138-22-6789
WEB/https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/hakodate/
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五稜郭公園(函館市)

五稜郭タワー展望台からの眺め
種類:ソメイヨシノなど 本数:約1,500本 見頃:例年4月下旬~5月上旬
*花見期間(宴会や火気使用解禁):4月19日(土)~5月6日(火・振休)
北海道函館市が誇る歴史的名所・五稜郭公園では春になると約1,500本ものソメイヨシノが独特の星形要塞に沿って咲き誇ります。堀を囲む遊歩道を散策したり、手漕ぎボートで堀の内側から桜を見上げ、その美しさを堪能するのもおすすめ。隣接する五稜郭タワー展望台からの眺めも必見です(展望台は有料)。
花見期間中の4月19日(土)~5月6日(月・祝)には火気の使用や宴会が解禁、夜にはライトアップも行なわれます。春の休日に桜を愛でる、楽しい時間を過ごしてください。

五稜郭公園の堀に沿って咲く桜

ライトアップの夜桜も見事!
●五稜郭公園
住所/北海道函館市五稜郭町44番地
問合わせ/五稜郭公園管理事務所
TEL/0138-31-5505
WEB/https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/goryokaku/
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北斗桜回廊(北斗市)

大野川沿い桜並木
種類:ソメイヨシノ、山桜など 見頃:例年4月下旬~5月上旬
*夜桜ライトアップ:4月20日(日)~30日(水)
「北斗桜回廊」は、北斗市(ほくとし)の桜の名所を巡るドライブコースとして多くの花見客を魅了しています。この回廊を彩る最大の見どころは、樹齢300年を超える圧巻の「法亀寺しだれ桜」。その枝垂れる優美な姿は、長い歴史のを感じる風格を漂わせています。また、国指定史跡となっている「松前藩戸切地(へきりち)陣屋跡桜トンネル」、約100本の桜が咲き並ぶ「大野川沿い桜並木」、そして道道96号沿いにソメイヨシノと山桜が咲く「清川千本桜」と続き、変化に富んだ桜の表情を楽しめます。
4月20日(日)~30日(水)には「法亀寺しだれ桜」「大野川沿い桜並木」の2カ所で桜のライトアップも開催。幻想的な夜桜の風景をぜひ堪能しましょう。
資料提供:(一社)北斗市観光協会

樹齢およそ300年、法亀寺の道内最大級のしだれ桜

大野川沿い桜並木のライトアップ。1959年に当時の皇太子殿下のご成婚を記念して植樹
【北斗市桜回廊(桜の名所)】
・法亀寺しだれ桜(北斗市向野1丁目14-13)
・国指定史跡松前藩戸切地陣屋跡桜トンネル(北斗市野崎)
・大野川沿い桜並木(北斗市本町)
・清川千本桜(北斗市清川)
【夜桜 ライトアップ】
・法亀寺/18:30~21:00
・大野川沿い桜並木/18:30~21:00
●北斗桜回廊
問合わせ/(一社)北斗市観光協会
TEL/0138-77-5011
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松前公園(松前町)

松前城に続く天神坂の夫婦桜
種類:染井吉野(ソメイヨシノ)、南殿(ナデン・八重桜)、枝垂れ桜など 本数:約1万本 見頃:例年例年4月下旬から3週間程度
*松前さくらまつり:4月19日(土)~5月11日(日)
松前町(まつまえちょう)の松前公園は「さくらの名所100選」にも選ばれている、北海道屈指の桜の名所。桜の種類が多いのも特徴で、約250種類1万本の桜が例年なら4月下旬から「早咲き」「中咲き」「遅咲き」の順に開花・見ごろを迎えます。ここでしか鑑賞できない松前生まれの桜もあり、約3週間にわたってさまざまな桜の花色・姿を楽しむことができます。
また、桜の開花に合わせて「松前さくらまつり」を4月19日(土)~5月11日(日)に開催。期間中はさくらスタンプラリーや日没からの桜のライトアップ、ステージイベント、お花見売店、姉妹都市物産展などさまざまな催しで盛り上がります。今年は南殿広場に新たな撮影スポットも造成予定です。

城を背景に桜が咲き誇る

お城と桜のライトアップ。堀の水面に映る逆さ松前城も美しい
●松前公園
住所/北海道松前郡松前町松城
問合わせ/一般社団法人 北海道まつまえ観光物産協会
TEL/0139-42-2726
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青葉ヶ丘公園(森町)

青葉ヶ丘公園の桜の背景に広がる駒ケ岳や自然の風景
種類:ソメイヨシノほか、森町固有種など 本数:1,000本以上 見頃:例年4月下旬~5月上旬
*第76回もりまち桜まつり:4月26日(土)~5月11日(日)
森町(もりまち)の市街地に位置し、住民の憩いの場としても愛されている青葉ヶ丘公園は道南屈指の桜の名所の一つ。樹齢100年を超えるソメイヨシノを筆頭に、「森小町(モリコマチ)」「青葉枝垂(アオバシダレ)」「堀井緋桜(ホリイヒザクラ)」といった森町固有種の桜を含む20種以上1,000本以上もの桜の開花を楽しめます。中にはここでしか見られない希少な桜も。今年の見頃は、4月下旬~5月上旬と予想されています。
春の訪れを祝う「もりまち桜まつり」は、4月27日(日)~5月11日(日)まで開催。今年は町の新町誕生20周年を記念して、「オニウシサクランタン」イベントが初登場。さらに、「涙そうそう」で知られる歌手・夏川りみさんによる特別歌謡ショーや、昨年大人気だったティラノレースなど多彩なイベントが目白押しです。

満開の桜が頭上を覆う

桜の見ごろに合わせて「もりまち桜まつり」を開催。さまざまな催しも!
●青葉ヶ丘公園
住所/北海道茅部郡森町清澄町12
問合わせ/森町商工労働観光課
TEL/01374-2-2181
WEB/https://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/
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*そのほか、桜が見られる場所*
<函館・道南エリア>
・オニウシ公園(森町)
森観光協会HP http://kankou.mori.hokkaido.jp/201510/07-1536.html
・鹿部公園(鹿部町)
鹿部町HP https://www.town.shikabe.lg.jp/soshiki/syokutokanko/gyomu/2/3/795.html
・鶉ダムオートキャンプ場 ハチャムの森(厚沢部町)

北海道の桜の風景