2025/03/28 11:30
北海道生活
札幌、美食紀行⑤
シェフの多彩な技が創造する、未体験のコース料理との遭遇
札幌市中央区/すすきのエリア
YANAGI TePPaN UNBORN GASTRONOMY
(ヤナギ テッパン アンボーン ガストロノミー)

北海道最高峰の黒毛和牛『こぶ黒』と特別肥育知床牛『YANAGYU』の2種類が同時に味わえるのは同店のみ ※料理はすべてコースの一例
希少な極上ブランド和牛を、
クリエイティブなひと皿で
道内の牧場で精魂込めて生産された和牛を、手間を惜しまず最善の調理で提供する鉄板焼き店。新ひだか町・まつもと牧場の黒毛和牛『こぶ黒』をはじめ、大空町・大橋牧場の特別肥育『知床牛』、純血但馬牛『八将牛』など希少なブランド和牛を用意。最上級の素材を吟味し、それぞれのポテンシャルを最大限に引き出す調理法を、堂本シェフ独自の視点で選び出している。類稀なるクリエイティブなひと皿と、この店で出会うことができる。
独自のスタイルが生み出す、
唯一無二の渾身の一コース
伝統的な技法から最新技術まで、堂本シェフが駆使する技は実に多彩だ。炭焼き、熟成、発酵、減圧浸透、真空低温、瞬間スモークなどをシェフ独自の理論で使い分け、特に『こぶ黒』は提供される料理やコースの構成に合わせ、肉質、部位、状態、調理法などを考えながら、極上の食材をさらなる美味へ昇華させている。メニューは渾身のコース1種類に限定。食のリノベーションを感じさせる未体験のコース料理を贅沢に味わえる。

白身の味わいを満喫できる関西の高級魚・マナガツオを、道産野菜の抽出液と毛ガニを合わせたソースで

発酵ジャガイモでつくる温製スープにアワビを合わせたひと品。ソースにもアワビの旨味のエキスが

黒で統一されたカウンターの中で、スポットライトを浴びたキッチンが浮かび上がる。鮮やかな鉄板焼きパフォーマンスも楽しみたい

『こぶ黒』の中肉でつくるセシーナは、熟練の生ハム職人も絶賛する逸品。舌の上でなめらかな脂が溶け出し、香りと旨味が口いっぱいに広がる
PROFILE
シェフ 堂本 靖二(どうもとせいじ)さん
東京出身。さまざまな美食ジャンルで修業と有名鉄板焼き店の店長職を経て、2017年同店をオープン。クリエイティブな新しいスタイルの鉄板焼きが話題を呼び、4年で人気店に。2021年10月には、現店舗へ移転リニューアルオープン。日本鉄板焼協会所属。

YANAGI TePPaN UNBORN GASTRONOMY
- 住所/北海道 札幌市 中央区南4条西5丁目8 F-45ビル8F
- 電話/011-215-0296
- 営業時間/ 18:30一斉スタート
備考/※要予約
- 定休日/水 その他休業日/年末年始
- 駐車場/なし