2025/02/14 15:00
北海道生活

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

北海道・弟子屈町(てしかがちょう)の「川湯温泉」で、極寒の自然美と現代アートが織りなす「15th 極寒芸術祭」が3月3日(月)まで開催されています。マイナス15度を超える厳寒の地・道東で、国内外のアーティストたちが手がける独創的な作品の数々が幻想的な冬の風景と融合し、訪れる人々の心を魅了しています。

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

メイン会場となるホテル「ARtINn極寒藝術伝染装置」(「川湯神社」北隣に位置)。周辺の森が「雪杜野外美術館」として作品展示される

メイン会場となるのは、ホテル「ARtINn極寒藝術伝染装置」周辺の森に広がる「雪杜野外美術館」です。白銀の雪景色に包まれた森の中で、アーティストたちが現地滞在しながら制作した40点以上の作品を展示。凍てつく冷気の中を漂う温泉の湯気と、輝く雪景色という特別な環境が、作品にさらなる深みと魅力を与えています。

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

「Green Skin」 柴田まお(美術家/Japan)

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

「雲の夜」 深田堅二(画家、役者/Japan)

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

「BORDER(Teshikaga)」 杉田万智(現代美術家/Japan)

また、屋内展示は、築70年近い建物を活用した「昭和遊郭美術館」を開催。古民家の持つ独特の雰囲気と現代アートが相まって、訪れる人々に新鮮な驚きと感動を与えてくれるでしょう。雪杜野外美術館から徒歩3分ほどの「宿欣喜湯 別邸 忍冬」前に位置しています。

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

屋内展示を行なう「昭和遊郭美術館」。築70年近い建物を活用

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

「湖を立ち上げる」2023~2025 井原宏蕗(彫刻家/Japan)

さらに、期間中の2月28日(金)までは、弟子屈町の道の駅「摩周温泉(ましゅうおんせん)」でも、極寒芸術祭 15周年記念事業として「女流作家が増殖・展」が開催中です。2011年から現在までに極寒芸祭に参加した女性アーティストの作品を展示しています。“増殖”のタイトルのもと、スタート時(2024年11月1日)には1人の作家から始まり、1週間ごとにアーティストと作品が徐々に増えていくという独特の展示方法にも注目です。

観賞時間は夜明け~21時まで。厳冬期の北海道だからこそ体験できる、自然と芸術の調和をぜひ感じてみてください。

川湯温泉で自然美×アートの融合「極寒芸術祭」3月3日まで開催中

15th 極寒芸術祭(2025 Teshikaga Kawayu onsen)


期間/2025/2/2~2025/3/3

時間/夜明け~21:00

会場/ARtINn極寒藝術伝染装置

住所/北海道川上郡弟子屈町川湯温泉3丁目2-40

問合わせ/極寒芸術祭事務局

TEL/080-3830-0202(開催期間中限定)

WEB/http://acaf.teshikaga.asia/



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