2025/02/01 12:53
「北海道生活」編集長
北海道大学のラズベリーがスイーツになりました!
2月1日、北海道大学農学部でつくられたラズベリーがお菓子になって新発売!
新千歳空港JALUXを皮切りに、北海道内のおみやげ店で販売されることになりました。
写真左より、「北大の実り ラズベリークランチチョコ」「北大の実り ラズベリークリームサンド」「北大の実り ラズベリーパイ」/写真提供 北海道大学(産学・地域協働推進機構)
ラズベリーのお菓子はラズベリーパイ、クランチチョコ、クリームサンドの全部で3種類。
発売に先立ち記者発表がありましたので、北海道大学へ行ってきました。
やってきました、北海道大学。通称「北大(ほくだい)」のキャンパスには、クラーク博士の胸像が。
「少年よ、大志を抱け!」と羊ケ丘でポーズをとっているクラーク博士には、北大でも会えることができます。
北大の正門すぐそばにある「カフェdeごはん」には、カフェと北大グッズのおみやげ品を販売しているショップがあります。観光客の方もたくさん訪れています。
このカフェを経営している株式会社ベリッシモでは、北大の研究を活用した商品開発に取り組んでいて、北海道大学を広く知ってもらうため「北大の実り」シリーズの商品を次々と発売しているそうです。
写真左より、北海道大学の星野洋一郎さん(北方生物圏フィールド科学センター教授)と株式会社ベリッシモの清水敏幸さん(「カフェdeごはん」支配人)
これまでは北海道大学の農学部でつくられたリンゴがお菓子になったりワインやビールになったり様々なものができましたが、キャンパス内のショップでしか買えないものがほとんどでした。
今回のラズベリーは北海道の農家さんたちによって栽培されていて、北大だけでなく北海道中のおみやげ屋さんで販売できる「北海道の新定番おみやげ」として大々的に売り出されます。
北大ラズベリー(※商標登録済)/写真提供 北海道大学(産学・地域協働推進機構)
これまで北海道大学の星野研究室では、農家の高齢化にともない、手入れや収穫のしやすい小果樹の育成について研究してきたそうです。
特に、高温多湿な日本では育てにくく99%が海外産というラズベリーに注目。北海道に自生する野生のキイチゴと海外産ラズベリーを掛け合わせた新しいラズベリーを開発することができました。
北海道で育てやすく風味のいいラズベリーは「北大ラズベリー(※)」と名付けられ、今回3種のお菓子になったのです。
(※商標登録済 以下略)
北大の実り ラズベリークリームサンド
「北大の実り ラズベリークリームサンド」12枚入/1,050円(税別)
ラズベリークリームサンドはサクッとした薄焼きゴーフル。
まず、ラズベリーの香りがすごい!とっても香りの高いラズベリークリームです。
表面には北海道大学のロゴがプリントされているので、記念のおみやげにもいいですね。
北大の実り ラズベリーパイ
「北大の実り ラズベリーパイ」14枚入/700円、24枚入/1,100円(税別)
ラズベリーパイは職人が何層にもていねいに折り重ねて焼き上げたパイ生地の間にラズベリージャムを渦巻き状にはさみこんだパイ菓子。
14枚入りのほか24枚入りもあるので、おみやげに配りたい人にも重宝されることまちがいなし。
北大の実り ラズベリークランチチョコ
「北大の実り ラズベリークランチチョコ」8個/900円(税別)
ラズベリーのような真っ赤なパッケージがおしゃれなクランチチョコは、ザクザク食感のパフをラズベリーチョコでコーティング。
あまずっぱいラズベリーのチョコが味わえる満足度の高い一品。
北大ラズベリーのお菓子3種/写真提供 北海道大学(産学・地域協働推進機構)
以上、3種の「北大ラズベリー」のお菓子は新千歳空港や北海道内のおみやげ店で発売。もちろん北海道大学の中にある「カフェdeごはん」でも販売しています。
このラズベリーのお菓子が北海道のおみやげ定番になり、やがて、「北大ラズベリー」をきっかけにラズベリーが国産で当たり前になる日が来るといいですね!
(「北海道生活」編集長)