2025/01/11 15:30
「北海道生活」編集長
北海道銘菓の進化系、「ご勝手に」羊かんを食べてみた。
歴史ある北海道銘菓の五勝手屋(ごかってや)羊羹。
道南の江差町(えさしちょう)で長年つくられている銘菓です。
ただいま発売中の「北海道生活」では、五勝手屋羊羹の新作「ご勝手に」を紹介しています。
五勝手屋羊羹の「ご勝手に」とは、なんてユニークなネーミング。
筒型の羊かんを輪切りにして、最中にのせたり挟んだり「ご勝手に」楽しんでもらおうという和菓子です。
パッケージはこちら。
中には、五勝手屋羊羹「丸缶羊羹」と、最中の皮がセットで入っています。
道民なら楽勝?五勝手屋羊羹のいただき方。
ここで、五勝手屋羊羹の丸缶羊羹をどう開けるか、ご紹介しましょう。
道民なら誰でも知っている?かと思いきや、地域によって知らない人もいるそうです。
まずキャップをはずし、筒をぎゅっぎゅっとにぎります。
これで中の羊かんが出やすくなります。
もったいないですが、美しいデザインの紙をベリベリっとはがします。
糸が見えてきました。
この糸を筒の一周半くらい引き出します。
あまり、つよく引っ張ると糸が丸ごとはずれてしまいます。
そして底に指を入れ、ぎゅうーっと押すと、羊かんが出てきます。
羊かんの先には砂糖がついているので、お皿の上でやるか、紙を敷いておくといいですよ。
あとは、羊かんに糸をぐるりと巻きつけて切るだけ!
先っちょは砂糖がついてて、「シャリシャリのところ」として好きな人がけっこういて、このシャリシャリのところだけ本店で売っているんですよ。
そういえば道南を舞台にした映画「そらのレストラン」のロケでも、この五勝手屋羊羹を差し入れたところ、大泉洋さんが役者さんたちに丸缶羊羹のこのやり方を伝授していました(笑)。
昔からずっとある五勝手屋羊羹の丸かんですが、こうして切って最中にポコンと入れて食べると楽しい!
全国でおとりよせできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
(「北海道生活」編集長)
※この記事は「北海道生活」本誌2024年冬号より一部転載しています。